検証〝オリジナルリビルトタービン〟

激安で売られているリビルトタービンのほとんどが〝オリジナルリビルトタービン〟その品質は?

 

ここで説明する〝オリジナルタービン〟とは、

チューニングショップ等で取り扱われている、カスタマイズされたオリジナルタービンとは品質も性能も全く異なっている〝オリジナルタービン リビルト品〟です。

ヤフオクやアマゾン等でリビルトタービンとして販売されている
〝オリジナルタービンリビルト品〟〝オリジナルリビルトタービン〟の一部をご紹介します。

 

rlord
多くの品番用が出回っています。

JB23W ジムニー(ターボ品番 VZ51,VZ57)、
MH21S ワゴンR用(ターボ品番 VZ53,VZ54)、
DA52,DB52 エイブリィ(ターボ品番 VZ44,VZ52)
L900系 ムーヴ用(ターボ品番 VQ37,VQ38V)、
L150系ムーヴ(タービンボ VQ46,VQ46)
その他にも
ネイキッド用やテリオスキッド用のリビルトタービンもオリジナルとして販売されています。

 

商品説明の中に〝オリジナルタービン リビルト品〟とか、〝オリジナルリビルトタービン〟と書かれていますが、普通に〝リビルトタービン〟として販売しているところもあります。

リビルトロード

メリットは、低価格、激安

デメリットは、低品質

出品者の評価は何故かいいです。
→ → その訳を考えてみました。→ → →

 

ヤフオクで出品されている 〝オリジナルリビルトタービン〟

純正タービンをフルリビルトしたリビルトタービン

 

〝オリジナルタービンとは純正と形状が若干違いますが、取り付け、性能には全く問題ありません〟とは、本当?

 

販売サイトではあまり詳しく説明されていませんが、

〝若干形状が違う〟のは、別の型式のタービンコアの各構成部品を寄せ集めて1台のオリジナルリビルトタービンが製造されているから。

何故、別品番のコアを寄せ集めるのかは、様々な理由があると思いますが
端的に言ってしまえば、
純正コアが集められないから。
(高額であったり、ルートがなかったり…等)

そこで、沢山余っている?別品番のコアを利用して組み立てているわけです。
オリジナルリビルトタービンが安い理由がこれで分かりますよね? ・・・チョット待って…

 

その為、ハウジングに刻印されている品番が全く別物であったりします。
(そうなると、次回、純正品のリビルトタービンを購入する場合、返却コアとして通用しません…)

もちろん、車輛への取付可能な大きさや形状で有る必要がありますので、加工されています。

 

ただ、ターボチャージャーは、

800℃を超える高温下で、20万回転を超えるスピードで回る超高速回転機械です。このような条件のもとで高性能と高い信頼性を確保するためには、様々な技術が必要です。例えば、
タービンやコンプレッサの設計には高度な流体解析技術
・ 高温高速下で高い耐久性を確保するための材料技術、構造設計技術
・ 高速下で静粛性を確保するための騒音低減技術
・ エンジンとの組み合わせで最大の性能を引き出すシミュレーション(マッチング)技術

などです。

IHIサイトより

上記のようにして設計製造されたターボチャージャーを、
〝問題なく取付ができる〟からと言って別の物を寄せ集めて組み立てたものが、

本当に〝性能に問題ない〟と言えるのか大変疑問に思います。

しかも、VSRバランステスト(高速回転でのバランス確認)は行っていないと思います。

 

 

流体解析をコンピュータによって行う IHIサイトより

ハウジングは、ただのカバーではありません。形状は、このようにして解析され決定されています。